2003-12-01から1ヶ月間の記事一覧

フジモリ

「フジモリは支持しない」と訴えてくるペルー人がやたらと気になる。

大晦日の晩

ペルーのピウラという地味な街で過ごす。イベントは無く各家庭の玄関前で人形を燃やし爆竹を鳴らす程度。日本のように0時ジャストをさかえに「あけましておめでとう」と挨拶することや、車がクラクションを鳴らすなどというキザな行為は一切見受けられなか…

ペルー入国

長袖が必要だった街エクアドルのクエンカを出発した国境行きバスは、どんどん山を降りていき2時間もすると両脇に一面バナナ畑が広がる道を走っていた。吐く息が白くなる程の寒さから、一転ポカポカ陽気。赤道直下だが険しい山々が連なるエクアドルらしい移…

キト到着

ここまでコロニアル式の街は何度となく見てきたが、この街はどこか重々しい雰囲気がする。人と車で騒々しく、また建物が古いからだ。 この街は趣深い。同じ古い街でも、ミニチュアランドのようだったアンティグアより規模、人間臭さで圧倒的にキトが優る。ま…

移動するぞ

今日までカリにて沈没。旅中、一度は中だるみが来るもんだ。 ようやく重い腰を上げてエクアドルに向かうことにした。 国境までは危険地帯。あとは運に任せる。 更新していない分はまとめてキトで。

テレビに映る

コロンビアサッカーの最終戦であり、優勝決定戦がカリで行われた。優勝の様子を一目見ようと、宿の日本人とダフ屋でチケットを買いスタジアムまで足を運んだ。応援するチームはカリのチーム「デポルティーボ・カリ」で、チームカラーは緑。 スタジアムに入る…

日本との共通性

中南米はカトリックの国だが、パキスタン人やインド人のような信仰心を感じない。 ボゴタの観光スポットである丘の上の教会に行った時、それを強く感じた。 ロープウェイに乗り丘の上まで行くと、教会のすぐ外にある見晴らしの良い展望台はコロンビア人でご…

中国人との共通性

語学オンチの私は、旅に出て一ヶ月が経とうとしているのにスペイン語の習得が全く進んでいない。覚えた単語といえば10個ぐらい。数を数えても「ウノ(1)、ドス(2)、・・・・」で止まってしまうひどい状態だ。 そんな私に対して中南米の人は容赦がない。私…

「ヘイ、チーノ!」

現地人はいつも私に「ヘイ、チーノ!(よう、中国人!)」と言ってくる。 このことは中米からずっと続いている。 最初は心に宿る愛国心から「ハポネス」と訂正していた。が、昨日のサッカーの試合で握手と写真のリクエスト攻めにされた時、一度に「ヘイ、チー…

サッカーバカたち

夜、大きなバーが何件も連なるネオンの光が眩しい新市街の中心部が、緑の軍団に占拠された。それもそのはず、サッカーコロンビアリーグで優勝争いを演じるここカリのチームの試合が、敵地のグラウンドで行われたのだ。 事態は同点で折り返したハーフタイムに…

コロンビア人に聞くコロンビア事情

これから年末にかけて、ゲリラ、強盗、山賊の動きが活発になるようだ。年末にかけて事件が増えるという事情は、日本とも同じではある。 しかし少し恐いことを聞いた。カリから南へは夜行バスだとかなりの確率でゲリラ、山賊に襲われるという。特に週末だと五…

コロンビアの財政基盤

海外を旅して初めて「コカイン?」と耳元で囁かれた。

4日間ボゴタを歩いて感じたこと

インドとかカンボジアより、まともな国という印象を受ける。 物乞いやごみ箱をあさる浮浪者もいるが、生活難な人はほとんどいなさそうで、見た目では皆楽しそうに暮らしている。 屋台、大道芸人、映画(ポルノ映画も)、カジノ、デパート、スーパーがあり(おり…

治安は悪くない

地元民は夜遅くまで出歩いている。 私もビール飲んでフラフラ夜道を歩くようになった。 治安の心配はいらなさそうだ。

軍人を見ると安心する

何処かしこにも物々しい銃を持った軍人の姿を見かけるが、治安が悪いと言われているコロンビアにあって、軍の存在は心強いことこの上ない。 無政府状態の街がどういう街かと想像してみるだけで、恐ろしくなる。 国家権力万歳だ。

桃源郷

まだボゴタに滞在して間もないのだが、「ひょっとするとコロンビアは桃源郷なのでは!」なんていう幻想を抱きはじめた。 きれいな街並み、美しい女性、愛想のいい人々、不味くないご飯。 このまま事件に巻き込まれなければ、素晴らしい思い出になるであろう。

慢性的な風邪に悩まされる

ボゴタも寒い。治りそうで治らない風邪が悪化の兆しを見せはじめた。体がけだるくて咳が出る。どうも中米から続く昼夜の温度差に体がついていかないようだ。やっぱり私は日本人だと痛感した。思い返すと、ただ暑いだけの東南アジアの旅は楽だった。初心者向…

満足感

「俺は南米大陸、しかもコロンビアに来ているんだ」「俺は洋書ロンリープラネットで旅をしている」 他に何か深い目的があるでもない、そんな情けない理由だけで妙に満足してしまっている自分に気付く。 でもでも、この興奮は抑えようがない。

コロンビア入国

コスタリカ経由で、コロンビアのボゴタに到着。 入国審査では恐れていたことも起こらず、あっさりと入国許可がおりた。ただ、スタンプをもらうまでのほんの1〜2分間、緊張で少し手が震えてしまった。自分の度胸の無さを思うと情けない。 その後、ボディチ…

サヨナラ中米

活路を求めて、コロンビア行きのチケットを買った。 しかし前途多難だ。 コロンビアには出国チケットがないと入国できないのだ。 しかし550ドルもする往復チケットなど私には買えるはずもなく、 片道で突っ込むこととなった。内心かなり心配。賄賂で済む…

中米もクリスマスモード

12月に入ってからというもの、街はクリスマスツリーで溢れ、店からはクリスマスソングが聞こえてくる。夜になると子供が爆竹やロケット花火を飛ばすようになった。 お祝い事で爆竹を鳴らすのは、中国の旧正月がそうだし、偶然居合わせたエチオピアの旧正月…

本気

明日、コロンビア行きの航空券を買う(つもり)。

アンティグア

期待してたけど、ツマラナイ街だという印象。 中米はチョボチョボだと感じてきた。 グアテマラからコロンビアに飛ぶ案が急浮上。

遺跡総括

一目見た瞬間「思わず目を擦ってしまう」遺跡は無かった。今までではダントツで、「アンコール・ワット」が一番。

マヤ遺跡

マヤ遺跡の締めくくりとして、最も美しいと評判の「ティカル遺跡」に行った。 私は少年時代、中南米の文明に神秘を感じ、それ以後世界史に興味を持つことになった。旅の原点を突き詰めれば、中南米の遺跡が見たいがためであったかもしれない。 しかし、私は…

グアテマラ入国

一泊でキャンプ場を後にした。 腐るのが嫌というより、寒さに耐えられなかったことと日程的な問題のほうが大きい。 しかしこのキャンプ場はかなりお勧めだ。メキシコまで来たら、是非ホエザルと一夜を共にしよう。寝袋を忘れずに! グアテマラに入国した途端…

ここのキャンプ場

いる人、みんなイカレた人。初めてイカレたアメリカ人を見た。アメリカ人もやればできるじゃないか。場所、面子共になかなか味のあるところだ。このままいると、帰れなくなりそうなので、一泊で帰る(予定)。

ジャングルに泊まる

「ワオワオワオワオワオワオー」。恐竜の鳴き声かと思いたくなるような、地響きする程凄まじい吠えザルの鳴き声が、辺り一面にこだまする。真っ暗なハンモックの周りには、季節外れの蛍が私に光をくれる。空を見上げると、満点の星空の間を縫って流れ星が流…

風邪が悪化

グアテマラまで、あともう少しのところまで来た。 場所はパレンケ。マヤ遺跡があるところだ。 今朝、この街に着いたのだが、夜行バスが寒すぎて風邪を悪化させてしまった。日中は30℃を超え、今、隣のお姉さんも半袖だというのに、私は服を5枚も重ね着して…

バス20時間の旅

朝から喉が痛くて、鼻水が出てくる。 昨夜の無理が祟ったのだろうか。 今から、パレンケへ向けて出発する。 グアナファトからメキシコシティまで約5時間、 メキシコシティからパレンケまで約15時間。 風邪が悪化しないことを祈る。