さらば南米

アンデスの人々は、うまく言えないが私が頭の中でぼんやりイメージした、あの通りだった。しかもやらせが全く入っていないのが、また良かった。 みなさん、是非一度ペルーに行ってください。素朴で雄大なアンデス山脈があなたを暖かく迎えてくれますよ。私が…

最高だったアンコールワットと比べて。

霧が引く瞬間は恐ろしく幻想的であったが、長時間「うっとり」とか「また来よう」と思える遺跡ではない。その点ではアンコールワットには及ばない。それでも私が今まで見てきたものの中では、間違いなくアンコールワットの次に美しいと思う。

マチュピチュ

個人的な思い入れと想像以上だったアンデスの味。マチュピチュはアンデスの旅のクライマックスを飾るに相応しい舞台。自然にアンコールワット以上を期待する自分がいた。 空中都市マチュピチュを見るからには、霧が退く幻想的な瞬間を見なければなるまい。そ…

クスコ

手入れが行き届いた植民地時代の建物、香港の「百万ドルの夜景」など問題にならない程きれいな夜景、洒落たレストランと土産屋、民族衣装を着たインディヘナの売り子たち。 超一流観光地であり、それだけの価値がある街。ここは男一人で来るところではない。…

フジモリ調査のまとめ

フジモリを支持している人はほとんどいないようだ。皆、質問するやいなや「ノー」と返してくる。 ただ興味深いことにトレド大統領はフジモリ以上に支持されていないことがわかった。 「じゃあトレドは支持するか?」と聞くと、さっきより一段力を込めて「ノ…

ナスカの地上絵

セスナ機から見下ろした地上絵はテレビで見たものよりも小さかった。しかも車が縦横濡人に荒らした跡がくっきり見える。保存という概念を疑いたくなる、一つの地上絵を真っ二つに無残に割って走るコンクリートの国道。 ナスカの地上絵にはこれらの欠点がある…

日系人

後日、日系人について考察したことを書く予定。今、2時間パソコン打ってたけど、うまく文章がまとまらずひとまず断念。

今日の管理人

体調すぐれず。ご飯はビッグマックセットを食べたのみ。あっさりした日本食が食べたい。そうめんとか冷や麦とか。

フジモリ調査

日系人の話トレドの支持率はわずか8パーセントしかなく、フジモリ待望論が高まっており帰国できれば当選できる。しかし帰国すると裁判にかけられるのでクーデターでも起こさない限り不可能。そこで時流も変わる次の次の選挙(8年後)を狙い、ラジオ演説を東…

リマ到着

今回の旅でメキシコシティに次いで大きな街。タクシーでどれだけ走っても郊外に出る様子は全くない。ブラジルのサンパウロと並ぶ南米の玄関口なだけはある。ここは北部沿岸部よりは暑くないが、Tシャツ一枚で過ごせる朗らかな気温。 グアテマラのアンティグ…

今日の管理人

午前中だけでトイレに10回以上も行く。午後、日程をこなすため観光に出かけたは いいが、灼熱地獄の砂漠を歩かされ脱水症状に歯車がかかり死にそうになる。 夜は、街で仲良くなったペルー人青年に夕食を誘われ、無理して鶏肉の足を食べる。今日の食事はそ…

トルヒーヨ

ここトルヒーヨは街自体に歴史や変わった特徴などが全く感じられない。ただ、ペルーで人口3番目の都市だけあり、とても大きな街だった。これだけ大きな街は、エクアドルのキト以来か。 ここで印象深かったことは、2人の日本語使いと出会ったこと。 乗合いバ…

あけましておめでとうございます

新年早々申し訳ないが、吐き気、下痢を伴う。 今まで3000メートル級の高度に数週間おり、一気に沿岸部まで降りてきたことで逆高山病になったのか。それとも昨夜食べた夕食が当たったのか。どちらにしても疲れていたことは確か。 しかし日程的に昼過ぎま…

フジモリ

「フジモリは支持しない」と訴えてくるペルー人がやたらと気になる。

大晦日の晩

ペルーのピウラという地味な街で過ごす。イベントは無く各家庭の玄関前で人形を燃やし爆竹を鳴らす程度。日本のように0時ジャストをさかえに「あけましておめでとう」と挨拶することや、車がクラクションを鳴らすなどというキザな行為は一切見受けられなか…

ペルー入国

長袖が必要だった街エクアドルのクエンカを出発した国境行きバスは、どんどん山を降りていき2時間もすると両脇に一面バナナ畑が広がる道を走っていた。吐く息が白くなる程の寒さから、一転ポカポカ陽気。赤道直下だが険しい山々が連なるエクアドルらしい移…

キト到着

ここまでコロニアル式の街は何度となく見てきたが、この街はどこか重々しい雰囲気がする。人と車で騒々しく、また建物が古いからだ。 この街は趣深い。同じ古い街でも、ミニチュアランドのようだったアンティグアより規模、人間臭さで圧倒的にキトが優る。ま…

移動するぞ

今日までカリにて沈没。旅中、一度は中だるみが来るもんだ。 ようやく重い腰を上げてエクアドルに向かうことにした。 国境までは危険地帯。あとは運に任せる。 更新していない分はまとめてキトで。

テレビに映る

コロンビアサッカーの最終戦であり、優勝決定戦がカリで行われた。優勝の様子を一目見ようと、宿の日本人とダフ屋でチケットを買いスタジアムまで足を運んだ。応援するチームはカリのチーム「デポルティーボ・カリ」で、チームカラーは緑。 スタジアムに入る…

日本との共通性

中南米はカトリックの国だが、パキスタン人やインド人のような信仰心を感じない。 ボゴタの観光スポットである丘の上の教会に行った時、それを強く感じた。 ロープウェイに乗り丘の上まで行くと、教会のすぐ外にある見晴らしの良い展望台はコロンビア人でご…

中国人との共通性

語学オンチの私は、旅に出て一ヶ月が経とうとしているのにスペイン語の習得が全く進んでいない。覚えた単語といえば10個ぐらい。数を数えても「ウノ(1)、ドス(2)、・・・・」で止まってしまうひどい状態だ。 そんな私に対して中南米の人は容赦がない。私…

「ヘイ、チーノ!」

現地人はいつも私に「ヘイ、チーノ!(よう、中国人!)」と言ってくる。 このことは中米からずっと続いている。 最初は心に宿る愛国心から「ハポネス」と訂正していた。が、昨日のサッカーの試合で握手と写真のリクエスト攻めにされた時、一度に「ヘイ、チー…

サッカーバカたち

夜、大きなバーが何件も連なるネオンの光が眩しい新市街の中心部が、緑の軍団に占拠された。それもそのはず、サッカーコロンビアリーグで優勝争いを演じるここカリのチームの試合が、敵地のグラウンドで行われたのだ。 事態は同点で折り返したハーフタイムに…

コロンビア人に聞くコロンビア事情

これから年末にかけて、ゲリラ、強盗、山賊の動きが活発になるようだ。年末にかけて事件が増えるという事情は、日本とも同じではある。 しかし少し恐いことを聞いた。カリから南へは夜行バスだとかなりの確率でゲリラ、山賊に襲われるという。特に週末だと五…

コロンビアの財政基盤

海外を旅して初めて「コカイン?」と耳元で囁かれた。

4日間ボゴタを歩いて感じたこと

インドとかカンボジアより、まともな国という印象を受ける。 物乞いやごみ箱をあさる浮浪者もいるが、生活難な人はほとんどいなさそうで、見た目では皆楽しそうに暮らしている。 屋台、大道芸人、映画(ポルノ映画も)、カジノ、デパート、スーパーがあり(おり…

治安は悪くない

地元民は夜遅くまで出歩いている。 私もビール飲んでフラフラ夜道を歩くようになった。 治安の心配はいらなさそうだ。

軍人を見ると安心する

何処かしこにも物々しい銃を持った軍人の姿を見かけるが、治安が悪いと言われているコロンビアにあって、軍の存在は心強いことこの上ない。 無政府状態の街がどういう街かと想像してみるだけで、恐ろしくなる。 国家権力万歳だ。

桃源郷

まだボゴタに滞在して間もないのだが、「ひょっとするとコロンビアは桃源郷なのでは!」なんていう幻想を抱きはじめた。 きれいな街並み、美しい女性、愛想のいい人々、不味くないご飯。 このまま事件に巻き込まれなければ、素晴らしい思い出になるであろう。

慢性的な風邪に悩まされる

ボゴタも寒い。治りそうで治らない風邪が悪化の兆しを見せはじめた。体がけだるくて咳が出る。どうも中米から続く昼夜の温度差に体がついていかないようだ。やっぱり私は日本人だと痛感した。思い返すと、ただ暑いだけの東南アジアの旅は楽だった。初心者向…